◆1Lキトサン原液の作り方《用意するもの》 ・1~2Lの容器 ・お湯1リットル ・キトサン粉末30g ・クエン酸45g |
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キトサン粉末を計量します。1Lキトサン溶液を作るには30g使用します。軽い粉末なので飛ばさないようにします。 | |
同じくクエン酸を45g計量します。クエン酸は無水のものを使いましたが結晶でも大丈夫です。クエン酸は吸い込むとむせますのでマスクを着用してください。 | |
1Lの計量カップにぬるま湯(40℃程度)を用意します。写真は1Lの計量カップですが1Lのキトサン溶液を作るにはもう少し大き目の容器のほうが作りやすいです。できれば1.5Lくらいあったほうがよろしい。このお湯をいれた容器にキトサン粉末を入れます。 | |
スプーン等でよく攪拌します。この時点では溶けません。クエン酸を入れる前に行うこの作業はキトサン粉末がダマにならないようにするためです。 | |
続けてクエン酸を45g加えます。 | |
クエン酸を加えるとキトサンが溶けて徐々に粘りが出てくるのがわかります。 | |
10分くらい混ぜているとかなり溶けますが、よく見ると細かい粉末が溶けずに残っているのがわかります。 | |
この状態で少し放置します。計量カップの中にはスプーンを差し込んでありますが、濁っていてよく見えません。 | |
10分後。だいぶ透明になってきました。さらに放置します。 | |
30分後。透明になりました。3%キトサン溶液1Lのできあがりです。 | |
できたキトサン溶液はかならずこのように粘性があります。粘性があるうちはキトサン溶液として機能しますが、粘性がなくさらさらになってしまったらキトサン溶液としては機能しません。 | |
500mlペットボトルなどに詰め替えて冷蔵庫で保存します。間違えて飲用しないよう、とくにお子様の居る家庭ではご注意ください。(飲用しても害はありません)病害予防にこの原液を100倍くらいに薄めて葉面散布、土壌潅注を行います。 | |
キトサン粉末データ 脱アセチル度75-85% 粒度350μm(40Ms) 低粘度、高精製度品 一般食品グレード |
クエン酸粉末データ クエン酸(無水)BBCA品 (食品添加物グレード) 無色透明の結晶、粒若しくは塊又は白色の粉末で、においがなく、強い酸味がある。 硫酸塩:0.048%以下 重金属:10μg/g以下 水分:0.5%以下 |
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