キトサンには分子量の大きさが違う低分子、中分子、高分子、また水に溶ける水溶性キトサン、溶けない非水溶性キトサンなどのさまざまな種類があり、それぞれ使い方によって性質も異なります。
高分子とは分子量が10万~100万ほどつながったものをいい、それ以下のものを低分子とい言います。
人体に対する効果では、たとえば腸から吸収される物質の分子量は大体2万程度が限度といわれています。つまり高分子のキトサンは人体では吸収できず、効果も期待できないものになります。したがって人体に効果のあるキトサンであるには2万以下の低分子であること、そして水溶性であることが必要になります。
現在はバイオテクノロジー技術によって分子量が2000~6000程の安全で純度の高い低分子キトサンが生産可能になり、さまざまな健康食品に利用されているというわけです。
園芸用、農業用のキトサン溶液は、人体用に使うほどの低分子ではありませんが、植物にとって一番吸収しやすい分子量である必要があります。その抽出には技術が必要です。当社のキトサン溶液は植物にとって一番吸収しやすい形のキトサンを抽出しています。
キトサン溶液は生鮮品なので、購入してから一年以内に使い切る必要があります。一年以上経って、粘度が無くなって褐色の色が濃くなったものはキトサンとしての効果は望めませんが、栄養剤としては使えますので、捨てないで庭に撒くなど有効に活用してください。
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