芝生は毎年生えかわって更新されないといつも美しい芝生とはなりません。しかし植えっぱなしの芝生はだんだん栄養素が欠乏し、勢いがなくなってくるのが普通です。病気や害虫にも弱くなって、いつしか汚い芝生になってしまうのです。
これを予防するには、微量要素をたくさん含んだ肥料を与える必要がありますが、その前に根を丈夫にしておかなければなりません。それにはキトサンです。キトサンは根を構成する細胞を活性化し、土壌中の微生物も活性化します。老化した芝生にはキトサンです。
施肥と同時に、バットグアノや海藻のエキスなどを撒くと、必要な微量要素を補給しますので、芝生が見違えるようにきれいになります。
なお、芝生の管理には日ごろの芝刈りが重要な役割を果たしますが、大体失敗するのが短く刈り過ぎたときです。地肌が出てしまうくらい短く刈ると、根が直射日光でやられてしまい禿げ上がったようになってしまいます。
最初は地肌が出ないように長めに刈り、葉形が短くなってくるまでそれを丹念に繰り返し、だんだんと刈高を短くしていきます。こうすることによってグリーンのような目の詰まった絨毯のような芝生ができてきますが、これには相当の忍耐と労力が必要です。キトサンを相棒にしてがんばりましょう。
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