リン酸はそのままでは植物に吸収されにくいものですが、マグネシウム(苦土)を与えることにより相乗効果で吸収されやすくなります。
マグネシウムには根が自ら分泌する「根酸」というクエン酸を増やす作用があり、このクエン酸は溶けにくい養分を溶けやすい形にする働きがあります。
バットグアノに含まれるク溶性リン酸、ク溶性ホウ素の「ク溶性」とは「クエン酸で溶ける」という意味です。つまり根に触れることによって吸収するリン酸、ホウ素という意味です。
バットグアノにはもともとマグネシウムも多く含まれていますので、これらク溶性リン酸・ホウ素をよく溶かし吸収しやすいという特長があるのです。
固定化されにくく、吸収されにくいリン酸肥料という評価がバットグアノの最大の特長なのです。
(ク溶性リン酸=く溶性リン酸)
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