[481]高酸度のお酢の効用
酢は昔より農業に利用されてきました。
経験的に好結果が出るからでしょう。
酢といっても、スーパーで売られている酢は酸度(酢酸濃度換算)4.5%ほど。
これ以外に、業務用として酸度10%、15%の酢が存在します。
高濃度のため、水分が少なくても酸度が維持されているお酢です。
どういうところで使われているかというと、食品加工工場です。
例えばケチャップ工場。
ケチャップは酸味を出すために酢を使いますが、市販の酢(4.5%)では製品が水っぽくなってしまいます。
そこで登場するのが高酸度の醸造酢。
酸味が確保され、濃度が濃いので水っぽくないしっかりとしたケチャップができるというわけです。
その高酸度のお酢ですが、これを畑に撒くのが流行っているらしい!?
例えば高酸度醸造酢10%の場合。
200倍以上の希釈液を葉面散布で生長促進が見込めます。
60倍~100倍希釈液を株元散布で、弱った根を回復させます。これは水害の時に重宝します。
そして、1倍~10倍ほどの希釈液は、除草剤として使えます。
濃度を変えるだけで、こんなにも活躍するシーンがあるお酢ってすごいと思いませんか?
もしお手元に「卵の殻」が台所のゴミ受けに転がっていたら、それを酢の入った瓶に入れておくと酢酸カルシウム液ができます。
酢酸カルシウムは超絶吸収の良い水溶性のカルシウムです。
これの200倍液を葉面散布すればばっちり、というわけです。
ぜひお試しください。
◆一般農業園芸用|高酸度-醸造酢(酸度10%)【1L】
◆一般農業園芸用|高酸度-醸造酢(酸度15%)【1L】
◆高酸度-リンゴ酢(酸度10%)バラ科の植物用【1L】
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