[23]漢方植物保護液
植物保護剤という範疇の製品があります。農薬(としての認定)ではないけれど、防虫、病気予防に効果が期待されるものです。そのなかでも、漢方薬を原料にしたものが「植健」と「綿益」です。もともとはモンゴルで昔から使用されていたものを分析したところ、漢方に値する成分が入っていたというのが現実のようです。
農薬と同じく病害虫に効くのですが、農薬としての登録がされていないため法律により効能を謳うことができません。使用者の責任において使うものです。同じような製品に「碧露」などがあります。
漢方の成分は、苦参(クジン)、皀莢(ソウキョウ)、苦楝皮(クレンヒ)、百部草(タマビャクブ)、艾蒿(ガイコウ)、青蒿(セイコウ)などですが、これらは生薬として人間の薬としても使われていたものです。
水で薄めて葉面散布することにより、植物の生命活動を活性化させ、根の成長や光合成を促進、抵抗力も増すため、病害虫に侵されにくくなるというものです。結果的に樹勢が増し、健全で品質の優れた作物が収穫が期待できるものです。
すべてとはいえませんが、人間を含む動物に良いものは植物にも良いものが多いように思えます。そこには乳酸菌など、動植物に共通の微生物の働きがあり、その微生物を活性化することは、結果的にその恩恵を受ける動植物を活性化するからでしょう。
たまごや商店では「植健」と「綿益」を販売中です。高価な製品ですが、それだけのことはあります。効能が謳えないため、そっけないページになっていますが、ぜひお試しいただきたいと思います。
2013.01.17追記
「植健」「綿益」は販売終了しました。
同様の効果があるAPGをお試しください。
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