[212]葉物野菜にトーマス菌を使う
葉物野菜の栽培の最盛期です。
園芸店や量販店でも葉物苗が揃ってきています。
また、春先に収穫できる豆類などもいろいろあって迷いますね。
これらの定植や種まきにはぜひトーマス菌をお使いください。
トーマス菌は本来定植前の土作りの資材ですが、栽培途中からでも使用できます。
この時期にトーマス菌を散布すると病害予防、品質向上、収量の増加に結びつきますので、是非行いたい作業でです。
◎散布方法(10aあたり)
・トーマスくん1L~3Lと穂宝源(穂宝源)1L~3Lを混合します。
・トーマスくんと穂宝源は同量混合です。
・これを500倍程度に希釈し、葉面散布します。(潅水チューブで流してもOK)
・間隔は30日もしくは2週間程度に一回の割合で。
・トーマス菌の散布は満遍なく均一に土が湿った状態になるようにします。希釈倍率は目安で、全体に満遍なく撒く様にしてください。
用法は10a(1000平方m)あたりなので、100平方mのときは10分の一の量。(トーマスくん100ml+穂宝源100ml)
10平方mのときは100分の一の量に換算してください。(トーマスくん10ml+穂宝源10ml)
トーマスくんに含まれるトーマス菌は、好気性微生物と嫌気性微生物の混合菌群です。
空気のある上層部では病原菌を抑え、空気の無い地下では団粒構造を形成します。
特に土壌中に進入したこの嫌気性微生物群は雑菌類(病原菌)や残渣を分解しながら微量要素を作り出し、作物に非常に良い環境を作ります。
トーマスくんを使うことにより土壌改良が進み、根張りが旺盛になり結果収量が期待できるというわけです。
トーマス菌を毎年補充して行く事により土壌が安定していきますので、栽培が非常に楽になり、生産コストも軽減されていくようになります。
●ポイント
トーマスくんを使うことにより…
・土壌改良が進み根張りが旺盛になり
・病害予防
・品質向上
・収量増加
・減農薬、省力化
が可能となる。
【関連資材】
トーマス菌ペアセット(トーマスくん500ml+穂宝源500ml)