[173]昔、木酢液、今、醸造酢
木酢液は万能の植物活性剤として使われてきました。
含まれる有機酸の効果は確かで、これが不思議と植物を元気にするのです。
木酢液でなければだめだという方もいらっしゃいます。
木酢液は炭を蒸し焼きにするときに出る煙を集めて、それを冷やすことで得られる乾留液です。
しかし、原料や製法のばらつき、発がん性物質、昨今では放射性物質の残留など諸問題を抱えていることも事実で、人気は下降線です。
やはり、安全性が明確であることが重要であるということでしょうか。
そこで、代わりにお勧めしたいのが「醸造酢」です。
当店扱いの醸造酢は大手工場で作られています。
有名なあのマヨネーズ会社の製造です。
工場で生産されているといっても、きちんと微生物による醸造によって作られています。
醸造酢は食酢、つまり食品ですから、安全性は問題ありません。
そして含まれる有機酸もクエン酸、コハク酸、酢酸など遜色ありません。
食酢は酸性のため、いろいろな物質をよく溶かしますので、その他の資材と混合して使われることも多いようです。
肥料や農薬とも混合可能です。
醸造酢を撒くとどうなるか?
植物にはクエン酸回路というのが有り、醸造酢はそこに積極的に働きかけます。
- 硝酸が溜まってしまった野菜やホウレンソウに
- 日照不足で代謝不良になったとき
- 日照不足で有機酸が不足したとき
- 窒素過多で虫が付きやすくなったとき
- 土壌改良効果、土壌殺菌効果が期待される
醸造酢は当店でも人気上昇中の資材でよく売れています。
ゴルフ場の芝管理、果樹園の健康維持、ハウス栽培の蔬菜に効果あります。
特に玄米黒酢が人気です。
ぜひ安全で効果の高い資材「醸造酢」を園芸農業に使ってみてください。
1L入りは農業園芸用、20L入りは飲用、食品加工にも使えます。
農業・園芸用《純粋玄米黒酢(酸度4.5%)》【1L容器】
《純粋玄米黒酢(酸度4.5%)》【20L】【食用可】
従来の木酢液もございます。
広葉樹を乾留、さらに蒸留静置し有害物質を取り除いた高級品です。
http://www.tama5ya.jp/product-list/149