[156]猫草に最適な「えん麦」のハナシ
猫を飼ったことのある人ならわかりますが、猫は草をよく食べます。
猫が草を食べるのは「毛玉を吐き出すためだ」といわれますが、毛玉を吐き出すためだけではなく、そもそも猫は草が好きなんです。
その草の中でも、えん麦は大好きです。
ウチの猫ちゃんも「草だよ草」というと飛んできてガシガシ食べます。
そして毛玉はあまり吐きません。
その猫や犬、その他のペット用に最適な「エン麦」が入荷しました。
これは、もともとは緑肥・牧草商品の範疇なのですが、ペット用に確保されてしまうため、なかなか手に入らない代物です。
えん麦コモン種は薬剤無処理の安心なタネです。
えん麦で出回っている種類で薬剤無処理のものはこの種だけです。
よく「赤く消毒したタネを猫草の種子として販売していることがあるので注意しましょう」という猫好きさんのコメントをネットで散見します。
赤い色のえん麦を猫草として販売している花屋は私も見たことあります。
渋谷の駅周辺で。
よっぽど言おうかと思いましたが、おそらく店員さんに言っても「へ??」となる事必至なのでやめときました。
これをちょっと説明しますと…
えん麦はカビやすいので発芽を確実にするため消毒します。
消毒薬はキャプランやチウラムという薬剤を使います。
赤い色は、識別のため、わざとつけています。
薬剤の種類によって色が付いているわけではなく、同じ薬剤処理でもロットによって色が違ったりします。
また赤くない色もあります。
例えば当店販売の牧草緑肥えん麦のニューオーツは薬剤処理済ですが、薬剤が無色なので種の色そのままです。
ですから、薬剤の処理・無処理を色で判別するのはいい方法とはいえません。
猫用のえん麦は「猫用のえん麦」として売られているショップで購入しましょう。
もちろん当店なら安心です。
#人気商品ですので売り切れご容赦ください。
【猫草用種子】エン麦【1kg】薬剤無処理
http://www.tama5ya.jp/product/1131
※このコモン種は畜産用牧草としての栽培には向きません。収量の確実なニューオーツなどの品種をお選びください。
※薬剤無処理のえん麦が出回らないときは、イタリアンライグラスを猫草としてお勧めします。えん麦より食いは悪いですが、イタリアンライグラスはほとんどの品種が薬剤無処理です。