[122]読者Q&A『大豆の無農薬栽培にニームを使う』
◆読者からの質問
大豆の無農薬栽培で虫くいの被害で困っています。ネット上でニーム抽出液で虫避をしている例がありましたが、貴社で販売しているニーム資材で有効のものがありましたら、お教えください。
また、ほかに効果が期待できる資材がありましたら、お教えください。
◆たまごやの回答
無農薬で栽培される場合、農家さんがよく使う資材はニームケーキ(ニーム核油粕)とニームオイルです。ニームオイル及びニームケーキ共に無農薬栽培及び減農薬栽培の補助資材として多くの農家さんで使用されているものです。プロの農家さんが使用していますので、もちろん市場に出荷できます。
・ニームオイルは農薬ではありませんので、ニームを使用しても「無農薬」になります。
・今まで農薬を100使っていたところ、それを50にし、ニームオイルを50使うことで「減農薬」になります。
有機JAS認定のラベルを取得する場合は、お使いの認定団体のさじ加減となりますので、その場合は認定団体様にお尋ねいただくのが安全です。
《製品のご案内》
ニームガード【1L】高純度ニーム核オイル【送料無料】
定番といえるニームオイルです。当店でも一番売れています。
ただし、低温下の冬は固まりますので使いにくいです。
アザディラクチン10000ppm配合「ベリーニームV」500ml【送料無料】
有効成分アザディラクチンを濃縮し、かつ低分子化して固まらないように加工した製品です。冬でも作業性が求められるハウス栽培農家向けに開発された製品です。
ニームオイルは安全ではありますが即効性はなく、継続的に使うことで、徐々に効果を顕しますがそれを待ってられないユーザーさんも多く居ます。
その期待に応えるため、いろいろな製品が出回っています。
A・P・G(アクティブ・プラント・ガード)1180ml【送料無料】
そのなかでAPGは無農薬栽培にこだわる農家さん向けに開発された新製品です。
ニームの成分も含まれますが、害虫だけでなく病害にも効果のある製品となっています。大手メーカーの製品ですので、MSDSなどの安全データも存在します。
ニームオイルを絞った際に発生する油粕です。播種、定植前の土作りの際に混入しますと、後の害虫対策が楽になります。ニームオイルと併用するのが一般的です。
以上お試しいただきたくお願い申し上げます。