[599]病害予防は「お酢」にお任せ!
台湾向けの日本産イチゴに基準値以上の残留農薬が見つかったと、問題になっています。
台湾のスーパーマーケットで販売されていた日本産イチゴから基準値の10倍の残留農薬が検出されたと報じた。
https://www.recordchina.co.jp/newsinfo?id=950056
2025/3/14(金)15:00
農薬は正しく使えば安全なのですが、何かの手違いでこういうことが起こってしまうのでしょう。
ただでさえ風当たりの強い「農薬」。
正しく使えば安全なのはわかっているけど、できれば使いたくない、というのが大方の本音のようです。
そこで、今回は、簡単に病気を防ぐ方法をご紹介します。
◆酢を撒く
一番簡単な方法は酢を撒くことです。
酢は家の冷蔵庫にしまってあるお酢で大丈夫。
ですが、ここではもっと酸っぱいお酢を使いましょう。
高酸度食酢です。
酸度(酢酸濃度)は15%。
通常のお酢は酸度4.5%ですから、ほぼ3倍酸っぱいお酢です。
その分効果も3倍!?
これを水で500倍に希釈して、作物全体にかけます。
これだけで、うどん粉病などは無縁となります。
酢は特定防除資材(特定農薬)に認定されていますので、使用しても「農薬不使用」といえます。無農薬栽培に取り組んでらっしゃる農家さんでも安心して使えます。
※「特定農薬」という文言が誤解を招くもとになっておりますが、農薬ではないので使用しても「無農薬」を謳えます。
#特定農薬≠農薬
さらに、食酢を撒くことで得られる効果
・植物の免疫力を高め、病気だけでなく虫害予防に使えます
・植物の乾燥、高温耐性を高めます
・細胞の回路を改善し農産物の品質や食味を高めます
・光合成を助け、根の働きを高めます
いいことづくめですね。
こりゃ使うほかない!!
《ポイント》
・酢は静菌作用があり病害予防に使える
・酢は農薬ではないので使っても無農薬を謳える
・酢を撒くことで植物が健全に育つようになる
【お勧め資材】
◆特定防除資材 高酸度-醸造酢(酸度15%)キューピー醸造
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【20L】[軽減税率品]https://www.tama5ya.jp/product/604
そのお酢を溶媒としたキトサン溶液。
お酢の力+キトサンの力をプラスしてより高い効果が期待されます。
◆キトサン溶液【農業・酪農・園芸用】|キトサン農法で品質向上
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