[583]紅ズワイガニのカニガラがお勧め
聡明な当コラムの読者の皆さんはカニガラをよくお使いだと思います。
カニガラにはキトサンという物質が含まれ、これが抗菌性の増加、放線菌を増やして糸状菌(カビ菌)を減らすという効果があります。
農薬ではありませんが、施用することで病害対策になる。
これは大正解。
ですが、カニガラと言ってもいろいろありますよね。
当店でも
・カナダ産カニガラ
・ベトナム産カニガラ
・粒状かにがら肥料
・国産カニガラ粉末
・国産脚部選別カニガラ
と種類豊富。
『いったいどれを使えばいいんじゃ(オラー)』
となってしまいます(笑)
ここでお勧めなのが、脚部カニガラです。
脚部カニガラの原料は紅ズワイガニを使用。
この紅ズワイガニはキトサンの含有量が他のカニに比べダントツに多いんです。
カニガラはカルシウムでその骨格を成しますが、ワタリガニやロブスター、ヤシガニなど硬い甲殻を持つものはこのカルシウムが多いのです。
カルシウムで甲殻を固くして外敵から守っているわけです。
一方で紅ズワイガニ。
この紅ズワイガニは深海にいるため、外敵から身を守るより、水圧をいなす都合上甲羅が薄く柔らかいんですね。
硬さの原因であるカルシウムが少なく、そのため分解が速く、キトサンの効果が素早く見込めるってわけです。
ちなみに紅ズワイガニから取れるキトサンは全体の30%。
これもダントツの数字です。
その紅ズワイガニの部位でもさらにキトサンが多く含まれるのが脚部。
その脚部を選別したものが脚部カニガラです。
◆特選国産【脚部選別】カニガラ【1kg】-植物保護・肥効・土壌改良
カニガラを使うなら、脚部選別のカニガラで決まりです。
《ポイント》
・紅ズワイガニは深海にすむので甲羅が薄く柔らかい
・紅ズワイガニはキトサン含有量がダントツに多い
・中でも脚部選別カニガラはキトサン効果を狙うには最適