パナケアという製品があります。
といってもパナソニックの製品ではありません。(笑)
スペインのアルガエナジー社が開発した製品で、日本ではハイポネックス社が販売しています。
#ハイポネックス社が扱うということは実力派!?
どういう製品なのかというと、ちょいと説明しにくいのですが、藻類それもCO2を吸収し成長する天然微細藻類から特殊技術で抽出したアミノ酸を含んでいるんですね。
そのアミノ酸がすごい!
L-アミノ酸20種類がバランスよく配合され、ほかにもビタミン類、微量要素および抗酸化物質も豊富に含まれているのです。
これらの成分が、植物の生理的影響をカバーし、代謝を高め、高温や乾燥などの環境ストレスから植物を保護し、収量と品質を向上させます。
そしてさらにすごいのが、
1.あらゆる植物に使用可能
2.あらゆる生育ステージで使用可能
つまり作物を選ばず、どんな生育場面でも使えるのです。
◆考えられるステージ
1.根張り・肥料吸収促進
2.発芽・栄養成長促進
3.開花効果
4.着果増加
5.果実収量品質最適化
6.環境ストレス耐性・回復力強化
また、どのような薬剤とも混用可能とのこと。
これは省力化に貢献し、便利このうえない。
使用方法は?…
〜茎葉処理〜
・果菜葉菜類
希釈倍率…200倍〜1000倍
散布回数…定植後収穫時まで毎週又は隔週で3回から6回散布。または薬剤又は環境ストレス時散布。
・果樹柑橘類
希釈倍率…200倍〜1000倍
散布回数…作物の栽培体系に合わせ、萌芽期、結実期、充実期、成熟期にかけて3回から5回散布または薬剤又は環境ストレス時散布。
〜土壌処理〜
・全作物
施用量…1ha当たり5Lを慣行散布水量に混和し散布
散布回数…1作期を通じて2回
散布ノズル詰まりの心配もないため、手軽に使用できます。
また肥料登録されているので安心安全に使えます。
ただし肥料成分は少ないです。
・窒素全量…3.5%
・水溶性リン酸…1.5%
・水溶性加里…3.5%
ちょっとわかりにくい製品ですが、植物のあらゆる生理活用要求に対応したバイオスティミュラント資材。
使ってみる価値はありそうです。