[550]冬どり玉ねぎのススメ
毎年、今の時期に販売開始になる「冬どりタマネギ」
これがね、なかなかの優れモノなんです。
通常、タマネギは、苗を晩夏に植えて翌年3月~6月に収穫します。
新タマネギの出回る季節はちょうどこの時期ですね。
ところが、この冬どりタマネギはすでに2cmほど育った種球で、しかも早生種のため生長が早く、晩夏植えで早ければ11-12月の年内収穫が可能です。
苗から育てる場合と比べて、2~7ヶ月も早く収穫できるのが魅力。
しかも250g以上の大玉種なので食べ応えも満点。
新玉葱の甘味が冬に楽しめるなんてすごいと思いませんか?
お正月料理にも使えますね。
冬どりするための大事な要素。
それは植える時期です。
まだ暑い夏の8月。
ちょっと涼風が吹いてきたな?
空が高く、秋空になってきたな?
これが適期です。
とにかく冬に採るに早いほどいい。
だんだん気温が下がってきて生長には厳しくなりますので。
といってもあまり夏盛りに植えますと腐ってしまいます。
安全を見るなら遅植えですが、このあたりのタイミングが難しいところ。
私も毎年、売れ残りを植えて、新玉ねぎを楽しむのですが、植える時期は9月も終わり。
植えても芽を出して葉を20cmくらい出して冬に突入してしまいます。
こうなると冬どりは難しいのですが、春先にはまた伸びだして、5-6月頃には大玉が収穫できます。
なので、遅植えでも大丈夫。
冬採りはできませんけどね。
あーそうそう。
植え付けには黒マルチを使ってくださいね。
株間15cmの玉ねぎマルチが便利です。
《ポイント》
・冬採り玉ねぎを年内収穫したいは、8月には植える。
・寒くなる前に生長期間を十分にとることが必要。
・遅まきでも心配無用で翌5月-6月にはおいしい新玉ねぎが収穫できます。
◆【岡山産・種球】冬どりフレッシュオニオン|健康野菜 栽培用種球150g|約30球入り
※無くなり次第終了です。早めにゲットして、植え時を窺ってください。