[529]ジャガイモの植え付け前の処理(アミノ酸でコーティング)

種ジャガイモが出回る季節となりました。
ジャガイモは特に難しくなく栽培でき、しかも収穫の楽しみのある野菜なのでお勧めです。

#たまごや商店でも販売中です。

種ジャガイモ-とうや

約1kgの種芋から6kgくらい収穫でき、しかも栽培期間が短いので後作にも影響しません。

#3月植え付け→6月には収穫

病害も少ないのですが、唯一の難点が「そうか病」にかかりやすいという点です。

そうか病は「瘡痂病」と書き、かさぶたのような表面になってしまう病気です。
食べても害はないし、味も変わりませんので自家用や家庭菜園では問題になりませんが見た目が悪くなるので、商品価値としては激減してしまい、結果減収になってしまいます。

そうか病を防ぐには
・農薬を使う
・土壌を酸性に傾ける
などの方策がありますが、今回はアミノ酸でコーティングして予防する方法を述べます。

使うアミノ酸資材は「サニーエキス(3-1-1)」です
黒褐色の粘性のある液体です。

サニーエキスの原料は大麦発酵濃縮液、つまり麦焼酎かすです。
焼酎かすにはアミノ酸有機酸など栄養分がたっぷり入っており醤油に似た発酵臭がします。

酸性資材ですので、土壌を酸性に傾ける作用も期待できます。

このサニーエキスを使ってジャガイモの植え付け時にコーティングします。
すると、ばっちりそうか病発生を防除してくれるというわけです。
ついでにアミノ酸効果で生育も順調になります。

◆手順

  1. サニーエキス5倍希釈液を作り種芋全体を浸漬しまんべんなくコーティング
  2. 希釈液から取り出し、風乾する
  3. 完全に乾いてから通常通り植え付ける
  4. 浸漬液は捨てずに、土壌に撒いて液肥として活用する

サニーエキスはNPK(3-1-1)と肥料成分はありますが、これだけでは足りないので、通常通り肥料は与えてください

サニーエキス【20kg】アミノ酸と有機酸を強化したエキス
【サニーエキス少量品】有機アミノ酸強化濃縮液(3-1-1)【1L】
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