収穫後の果樹への肥料をお礼肥え、また、花木などへは寒肥え。
冬の肥料は次年春先のダッシュに向けてとても重要です。
与える肥料は、窒素主体でリン酸加里のバランスの取れた、有機質の肥料がよろしいです。
冬の間は、植物は休眠します。
根も葉も動きません。
そういう時に即効性の化学肥料を与えても無意味です。
有機質の肥料は、土中でまず微生物によって分解され、その後肥料成分となって土壌中に拡散します。
この状態で、春に向けて根が動き出したときに、即効で効くようにするのが賢い方法。
なので、この時期は有機質の肥料を与えましょう。
寒肥えといえば昔は「油粕」が定番でしたが、今はもっといい肥料があります。
まずは、綿実油粕(めんじつあぶらかす)です。
綿を採ったあとの実から作られた油粕です。
わたみ油かすともいわれます。
なたね油粕よりゆっくり効き、持続性があるので、冬の肥料に最適です。
◆綿実油粕(N5.5-P2-K1.2)(わたみ油かす)【20kg】【有機JAS適合資材】
次は、糖蜜由来のアミノ酸肥料です。
低温や日照不足でも作物に効率よく吸収する糖蜜アミノ酸肥料です。
即効性と持続性を兼ね備え、また安価な肥料でおすすめです。
寒肥えに油粕系と併用すると良い、バットグアノも超おすすめです。
バットグアノは窒素も加里も含まれていない(微量ありますが)リン酸肥料です。
含まれるりん酸は「く溶性」なので、植物の根の活動で溶け出し、持続的に効きます。
窒素肥料と同時に併用すると、春先の伸長が目を見張るほど変わります。
当店のおすすめの肥料です。