[520]おすすめの親水材「サイマトEZ」と「イリゲイド51」

じつは最近の無調整ピートモスは質があまりよくありません。

カナダ産、欧州産とも。

ピートモスの異物混入

おそらくですが、ウクライナ情勢により採取、製品化、出荷が芳しくないこと。
また、埋蔵量が減ってきているため、以前より質の良くないものが混入していること。

が考えられます

無調整ピートモスは、採取したまんまを袋詰めしているため、ごみや小枝なども混入しています。

一方で調整ピートモスは「加工品」ですので、品質は保持されています。

酸性を好む植物には無調整ピートモスは必須ですが、特に酸性にこだわらない植物には品質が安定している調整ピートモスをお勧めします。
#無調整ピートモス⇒酸性
#調整ピートモス⇒中性

さて、この無調整ピートモスですが、ブルーベリーには欠かせません。
しかし、最近のピートモスはめちゃくちゃ乾燥していたりします。

ピートモスの特質として、一旦乾燥すると撥水してしまい、なかなか吸水してくれません。これはかなり手ごわいです。

そこで、登場するのは親水材です。

お勧めなのが「サイマトEZ(イージー)」と「イリゲイド51」です。

ともにゴルフ場の芝生管理で使われているプロ用製品で、安全性の高い成分を配合し品質、信頼性は確かです。

《サイマトEZ》

主に培養土を作る際に混合して親水性を高める製品で培養土1000Lあたり500mlを混合します。

まずサイマトEZ 500mlを10Lの水によく溶かしてから、培養土1000Lにスプレーしながら十分混合攪拌します。

これで親水性抜群の培養土が出来上がります。

《イリゲイド51》

こちらは土壌に潅水するタイプで、すでに栽培中の作物に利用します。

潅水システムや動力噴霧機等で希釈液を土壌に散布するタイプ。

使用量は5000倍希釈液1000Lを10aの土壌に1か月に1回散布します。(200ml/10a/月)

液肥や農薬などとの混用も可能ですので省力化に役立ち、また定期的に処理を行うことで作物の品質向上に役立ちます。

親水材は土壌の物理特性を改善しますので、プロ農家さん、花卉業者さんは必ず使っている資材です。

それは、品質向上に役立つからにほかなりません!!

イリゲイド51(液剤)【500ml】農業生産者用界面活性剤|土壌改良剤
サイマトEZ(イージー) 【1L】撥水防止|土壌水分コントロール剤|親水剤

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