[505]栄養剤、活力剤について考える
2022年7月。
ここんとこ、前代未聞の厳しい暑さが続いています。
体調には十分注意して過ごしましょう。
さて、疲れている時や体調不良の時、栄養剤とか、サプリメントなどを買って飲むことがありますよね?
本来、栄養分は食事からとるのが理想ですが、食生活の偏り、仕事上のストレス、人間関係、生活リズムの崩れにより体調不良になることがあり、それを補うために、栄養ドリンクを飲みたくなってしまいます。
植物も人間と同じで、天候不順による日照不足、湿害、高温、強風、乾燥、水害など、はたまた季節外れの低温⛄などで生育が芳しくなくなることがあります。
そんな時に必要なのが、肥料…ではなく、栄養剤や活力剤。
肥料は窒素・りん酸・加里ですが、これらは普段より与えているので足りています。
というか、調子が悪いときに肥料を与えてもかえってよくありません。
必要なのは、微量要素(各種ミネラル)や有機酸、アミノ酸です。
これらを含む栄養剤は、作物の葉や茎から吸収、植物の生理を正常化します。
しかも、即効性です。
肥料を与えているのに、生育が芳しくない時は、栄養剤、活力剤を試してみましょう。
《微量要素主体の活力剤》
◆微量要素・BY-1000液【500ml】即効性のある微量要素補給液
BY-1000液は鉄を主剤に植物に不足しやすい銅、亜鉛、モリブデン、マンガンなど6種類の植物養分が配合されていますので、これらの欠乏による栄養障害の回復と予防、栄養補強、活力増進などの効果が期待できます。
◆フルボチャンス [土壌・植物活性液]【500ml】【有機JAS適合資材】
フルボチャンスは貴重なフルボ酸と天然ミネラル(微量要素)を配合した植物活性液です。施用することで植物のミネラル吸収と肥料効果を改善し、病害虫抵抗力を高めます。栄養素の吸収を促進し健康な植物を育て、食味、品質、収量を改善します。
◆パワーグローV 【10L】植物活力剤|ハイポネックス
14種類のミネラル成分、ビタミンを配合。花き農家さんの現場で活躍するハイポネックス社の活力剤です。
《アミノ酸が豊富な活力剤》
◆クロレラの恵み 葉にかける栄養剤【500ml】楽育菜園
選別されたチクゴ株クロレラの栄養分(ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、食物繊維、葉緑素、アミノ酸)を補給する活力剤です。
《有機酸とミネラルを配合した活力剤》
◆リキダス|ハイポネックス 【800ml】コリン、フルボ酸、アミノ酸、各種ミネラル配合
業務用でも定評のある速効性のリキダス。
3種類の有効成分(コリン、フルボ酸、アミノ酸)の相乗効果で植物本来が持っている力を引き出し元気な植物を育てます。
またカルシウムをはじめ、各種ミネラル(鉄・銅・亜鉛・モリブデンなど)が植物に活力を与えます。
■栄養剤・活力剤とは?(まとめ)
- 肥料成分(窒素・リン酸・加里)は含まれていない、か少ない。
- 微量要素(ミネラル)を配合したものが多い。
- 有機酸、アミノ酸、ビタミンを配合し、生理的に刺激して活性化するものが多い。
- 水溶性成分が主体で即効性がある。