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[500]小麦を春播き、秋播きで使い分け

ウクライナ情勢(2022年5月現在)により小麦の品不足からの価格の急騰が問題になっているせいか、小麦への注目度が上がっています。

そこで食料不足に備えて、小麦の栽培でもしてみましょうか?

当店販売の小麦種子は緑肥ルートの小麦です。

ですが緑肥として使うだけでなく、もちろん結実しますのでその実を食料利用にすることは可能です。
#食料となる穀類ルートは農水省が厳しく管理されています

【春播き利用】

小麦の発芽

小麦を緑肥として使う場合は春まきします。
春まきすると、繁茂しているときは雑草防止、乾燥防止、地温の調整、天敵昆虫の温存に役立ちます。

そして、気温が高くなってくると、出穂せず枯れだします。
#このあたりが春まきのメリット。
枯れた後は敷き藁、あるいは鋤き込んで緑肥として使えます。

大麦、ライ麦に比べ、小麦は生長が遅く、枯れるのも遅いです。
枯れのタイミング的に葉タバコの間作、大豆の混作、かぼちゃの敷藁代替に重宝されています。

【秋播き利用】

秋播きの小麦(2022年1月撮影)

小麦種子を秋に播きますと、小麦として収穫ができます。
播き時は11月ころまでに終え、冬越しをすると早春から生長し、5月半ばころには出穂します。

小麦出穂(2022.05.22)

小麦出穂(2022.05.22)

収穫は6月中旬以降になります。
収穫後は藁として次作のマルチング等使ってください。

さぁ~食料危機に備え、自給自足にチャレンジ!?

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