肥料原料の輸入がままならず、肥料業界は混乱に陥っています。
価格高騰(海運船賃が6倍!)ということもありますが、とにかくモノが入ってこないため製造ができない。つまり売るものが無いのです。
肥料の原料となるのは無機肥料。
特に植物工場や養液栽培の現場では、無機肥料が必要なためこれは相当深刻な事態です。
まさか、鶏糞を溶かして流す、なんてことはできませんし。
養液栽培、水耕栽培、植物工場でよく使われる肥料は「OATハウス1号」と「OATハウス2号」です。
OATハウス1号は、カルシウムを除くほぼ必要な成分を含んだ肥料です。ほぼこれ一つで間に合います。
OATハウス2号は、カルシウムの単体肥料。水に溶かすことで簡単にカルシウム肥料が作れます。
なんで「OATハウス1号」にカルシウムが含まれず、別に「OATハウス2号」があるのかというと、カルシウムは他の成分と結合しやすいからです。
※成分が沈殿してしまう
なので、使う直前に希釈したもの同士を混合して、養液とするわけです。
現在、OATハウス1号、2号ともにメーカー欠品しています。(2022年2月現在)
なので、現場は大混乱、というわけです。
でも心配ありません。
OATハウス1号と同等の製品があります。
◆ホーグス1号(N10-P8-K28-Mg5)【10kg】養液栽培用汎用肥料
成分はほぼ同じで、用途も同じように使えます。
OATハウス1号から変更する農家さんも多いです。
ただし、10kg入りですので、必要数をご検討ください。
OATハウス2号と同等の製品があります。
◆【養液栽培用】硝酸カルシウム4水塩(硝酸石灰)【20kg】硝酸性窒素11.7%(CaOの含有量は23.6%)
こちらの製品は硝酸石灰でOATハウス2号と中身はほぼ同じ物質です。
20kg入りとなっておりますので、こちらも必要数をご検討ください。
上記2点、2022年2月時点では在庫ありますので即納可能です。
※ただし昨今の事情により、売切れの際にはご容赦ください。