[474]たい肥を果樹や花木に使う場合の時期は?
たい肥は土づくりの際に畑に投入し、定植前の土づくりとして使用しますが、花木や果樹など、常時植わっている植物に対してどのように施用したらよいか迷うことがあります。
秋がいいのか?
春がいいのか?
たい肥は微生物の活性化を期待して施用しますので、基本的には春でも秋でもよろしいです。
ですが、どちらがいいかと聞かれたら「秋」でしょう。
秋はこれから冬を迎えます。
春は冬が過ぎてから訪れます。
秋に施用すると、すぐに冬になってしまうので無駄になる、という意見もあるかと思います。
その通りすぐに冬の到来。
でも無駄にはなりません。
秋に施用しておけば、根が動き始める春先のスタートダッシュに効かせることができるからです。
根は思ったより早く動き始めます。
同時に微生物も活動を始めます。
関東では2月の中旬あたりから、根や微生物が活動を始めますので、そのころにちゃんと効くように施用しておきましょう。
なお、たい肥に含まれる微生物は冬場に死んでしまうのでは?
という懸念があるかと思いますが、微生物は気温が下がると休眠し、暖かくなると目を覚まして活動始めます。
死滅することはありませんので、ご安心ください。
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