土壌改良剤

2021年11月7日 / 最終更新日時 : 2021年12月11日たまごや土壌改良剤

[472]腐植酸は常に補給しよう

園芸農業において「腐植酸が良い」ということはよく聞くのですが、でも「腐植酸ってナニ？」って思う方も多いと思います。

それは「これが腐植酸だよ」って手に乗せて見せられるものではないからでしょう。

学術的にも「腐植物質＝よくわからないもの」というくらいですから、我々庶民が理解しようとしても難しいと思われます。

腐植は、動植物が朽ちて地面に落ち、長い年月をかけて分解したものです。
つまり地表面にある「土壌有機物」は腐植です。

そして、この腐植が植物にとって大事なのであることには異論がありません。
腐植酸が土壌中に不可欠で、さらに豊富であることが望ましいのです。

というのも、植物はその成長過程において、腐植酸を大量に消費するのですね。
なので土壌から腐植酸が奪われた分、常に補給する必要があるのです。

堆肥や炭を補給するのは無意識に腐植酸（またはその原料）を補給しているのです。

しかし、堆肥や炭はその時点で腐植ではありません。これらが腐植になるには何年もかかります。

そこで手軽に腐植酸を補給できる資材の登場となるわけです。

腐植酸はフルボ酸、フミン酸ともいわれますので、これらを含む肥料・資材であれば腐植酸を補給することができます。

今回特におすすめなのが「アンナプルナアクセル」です。

高濃度腐植酸
アンナプルナアクセル

含まれる腐植酸は高濃度約7％で、腐植を効果的に補給して土壌中の微生物増殖を加速します。

普通「酸」というと、酸度が低い＝強酸性と思いがちですが、アンナプルナアクセルはpH7でほぼ中性なので安全安心、生育中でも使える液体腐植酸です。

ちなみに腐植酸の効果ですが…

・土壌の団粒化、通水性、保水性を改善する
・新根発生の促進
・CEC を高め、保肥力をUP
・キレート作用により、固着リン酸軽減しリン酸吸収UP
・微生物の活性（微生物の餌になります）

見えないしよくわからない腐植酸ですが、意識して畑に投入するようにしましょう。
生育、収量、品質向上になること間違いなし！

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