[466]耐雪性のあるカバークロップ
カバークロップが注目されています。
遊休地、耕作放棄地、空き地などを放置していると砂埃や雑草が生えたりして困りものです。
また畑や水田など休耕しているときも雑草は困ります。
そんな時、緑肥となるような種子を播くことで地力を維持することができます。
そのような目的作物をカバークロップといいます。
#カバークロップ=農作物を栽培していない時期に露出する地表面を覆うために栽培される作物のこと
カバークロップの播種は水稲や畑作物の収穫後となる秋に行います。
そのタイミングですが、寒冷地などでは初期生育を確保し越冬するため、発育状態が大事です。
発育が十分でないと、真冬の低温にやられます。
発育が過ぎますと、これも若葉が低温でやられます。
特に積雪地帯では、雪解け後に全く消滅していた、なんてことが起こりやすくなります。
冬越しのポイントは
・早播きの伸びすぎ
・遅播きの生育不良
をいかに回避するかにかかっています。
総じて草丈10cmくらいで冬入りするのがベストとなります。
#播種時期の目安は9月下旬から11月上旬位までです。
ということで、冬越しがポイントとなるカバークロップですが、耐雪性のある種類として『菜の花』、『ヘアリーベッチしげまるくん』がおススメです。
菜の花は草種として比較的耐雪性が高い作物です。
また、しげまるくんは晩生のため、早生のまめっこより耐雪性が高く、北東北で実績があります。
◆菜の花
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