秋田県に産出するすばらしい粘土があります。
「軟質沸石を含む 2:1型モンモリロナイト粘土」です。
最近では八沢木白土と呼んでいるらしいですが、珪酸塩白土といえば通りがいいでしょうか?
ブロックシリコのほうがなじみあるでしょうか?
水耕栽培では根腐れ防止剤として長年使われている資材です。
珪酸塩白土はゼオライトと同じ仲間で、イオンの働きで水質を保全します。
また保肥力があり、多い時には保持し、足りなくなると放出します。
また微量要素も豊富で、それを補給します。
詳細は以下を参照
さて、この珪酸塩白土を微粉末にした製品が「リフレッシュ」です。
このリフレッシュがじつはトマト農家さんやイチゴ農家さんでは秘密兵器となっております。
※ばらしていいのか?(笑)
・産毛がびっしり生える
・枝葉がピンと起ち勢いがある
・うどん粉病が出なくなる
・食味が増す
・ハウスの蜂の飛びが良くなる
・花数が多くなり収量が増す
・玉伸びがする
などいいことづくめ。
珪酸塩白土は粒度がいろいろありますが、リフレッシュは微粉末。葉面散布用です。
微粒子パウダーなので、そのまま葉面に撒いても効果がありますが、専用の散粉器がないと撒きにくいです。
なので、水でよく練って水和状態にして撒くか、あるいは上澄み液を噴霧器で葉面散布します。
白い跡がつくのを避けたい場合は上澄み液を使うのがおすすめです。
◇使用方法
・定植後、週1回灌水及び散布をする…1000倍希釈
・天候不順/日照不足で軟弱徒長気味…800〜1000倍希釈
・肥料濃度障害、ガス害などで根腐れが発生してしまった時…800〜1000倍希釈
・生理障害による根張り不良の時…800〜1000倍希釈
・花芽分化を順調に行いたい時…800〜1000倍希釈
・弱った根の根張りを向上させたい時…500倍希釈で株元に土壌灌注
・過湿状態の時…散粉機で500g/10a散粉
なお、葉面散布だけでなく、種子やイモ類などの植え付けには粉衣して使うのも定番です。