昔は「植物は硝酸態チッソになっていないと吸収できない」といわれてきました。
しかし、今ではその前段階の状態でも吸収することがわかっています。
有機質の肥料の窒素成分はたんぱく質が原料です。
これが土中において分解されていきますが、その過程は・・・
たんぱく質→ペプチド→アミノ酸→アンモニア態チッソ→硝酸態チッソ
このように分解されていきます。
一方で植物体のほうはチッソを吸収してどうなるかというと・・・
硝酸態チッソ・アンモニア態チッソ→アミノ酸→ペプチド→たんぱく質
と合成されていきます。
全く逆の工程ですが、言ってみれば、物質の循環ですね。
しかしこの順序、植物としても硝酸態のチッソを吸収し、それを使ってたんぱく質を合成するまで、手間がかかりその分エネルギーを消耗します。
そこで、ショートカットしてアミノ酸を吸収したほうが余計なエネルギー(光合成)を使わずに、合成できます。
さらに、ペプチドを吸収したほうが、さらに効率がよいことになります。
ペプチドは酵素によってたんぱく質が分解される過程で生成されるアミノ酸が数個つながった小さな分子。
単体のアミノ酸よりさまざまな栄養素を持っているため、肥料としては大注目されています。
このペプチドを含む肥料が「有機ミネラルエキス」です。
原料は魚とおからと天然鉱石(医王石)ですが、このおから成分から化学物質を使用しない「亜臨界抽出」という安全な方法でペプチド成分を抽出した100%天然の液肥です。
有機ミネラルエキスの特長は…
・即効性がある
・原料が天然物質100%なので安心安全
・機能性ペプチド、アミノ酸、有機酸ミネラルの相乗効果
使用方法は水で1500倍~数千倍に希釈して植物に葉面散布、根元に土壌潅水します。
散布は夕方が効果的です。
回数は1~2週間に一度、定期的に散布してください。
機能的なペプチド肥料をぜひお試しください。