ブルーベリーを栽培する人は多いですね。
ブルーベリーの栽培ポイントは…
- 品種の違う苗を複数植える
- 土壌を酸性に保つ
- 実は樹上で完熟させる
でしょうか?
手軽に楽しめて、特に何もしなくても実を成らせ、そこそこ収穫できるので人気の果樹のひとつです。
しかし、より品質の向上や増収を目指すならば、肥料にも気を配りましょう。
ブルーベリーは酸性土壌を好むので、肥料も酸性土壌を保持できるものを選びます。
また、ブルーベリーはチッソ成分でも特にアンモニア態チッソを好みます。
なので、アンモニア態チッソの多く含まれた肥料、それも有機主体の肥料が望ましいです。
◆ブルーベリーの肥料選びポイント
・酸性を保つ(アルカリに傾きにくい)
・アンモニア態チッソを多く含むものを使う
ところで、昔からなじみのある肥料に「硫安」があります。
硫安は硫酸アンモニアともいい、これがアンモニア態の肥料なのですね。
これがブルーベリーにはまことに調子が良いのです。
硫酸アンモニアは硫酸とアンモニアが結合してる物質。
肥料としてアンモニアが植物に吸収されると、土壌には硫酸が残ります。
硫酸は酸性なので、酸性土壌を維持するのです。
ブルーベリーにはもってこいの肥料なわけです。
硫安が含まれていて、かつ有機質60%の肥料があります。
創美味3号です。
◆創美味3号(そうびみさんごう)
窒素全量:8%(内アンモニア性窒素5.6%)
りん酸全量:5.0%
加里全量:5.1%
硫安、硫酸加里、過りん酸石灰が即効で効き、植物油粕類、魚粉類、カニガラが穏やかに効く配合肥料です。
これはブルーベリーには最適とも言える肥料です。
また、味を良くする目的で作られた「創美味」ですので、野菜や果菜にも使えますぜひ、お試しください。