河川敷や、遊休地、耕作放棄地など、世の中には結構空き地があります。
空き地といえども、じつは管理が必要です。
というのも、空き地はその所有者は管理しなければならないという条例があるからです。
例:つくば市空き地除草条例
(所有者等の責務)
第4条 空き地の所有者又は管理者(以下「所有者等」という。)は、その所有又は管理をする空き地が環境を損なう状態にならないよう適正な管理に努めなければならない。
罰則はないようですが、近所迷惑にならないよう、管理したいものです。
そこで登場するのが、景観用の種子です。
草だらけではなく、花を咲かせることにより景観の保持、そして観光資源にもなります。
今は春なので、まずお勧めはヒマワリでしょう。
成長も早く、すぐに花が咲くので夏前には開花が楽しめます。
◆矮性で小ぶりな房咲きヒマワリ「サンゴールド」草丈50~60cm
◆ヒマワリ迷路や地域活性の観光資源にもなる草丈150cmほどの「ハイブリッドサンフラワー」
◆背の高さや花の大きさでギネスを狙うなら「ロシアヒマワリ」草丈200~300cm。
ヒマワリは景観用として高い価値がありますが、緑肥としても高い効果があります。
ヒマワリを植えると、その根圏にアーバスキュラー菌根菌という微生物の密度が高まり、後作物のリン酸吸収を促進します。地力向上に貢献し、一石二鳥のヒマワリを植えてみてはいかがでしょうか?