根腐れ防止資材としてはダントツの人気を誇る珪酸塩白土。
珪酸塩白土は秋田県の八沢木という地域のみで採掘される白い粘土で、柔らかい多孔性なモンモリロナイト粘土です。種類としては沸石(ゼオライト)の一種です。天然物を採掘しただけのものなので有機JASに喪適合する製品です
この珪酸塩白土。
なにせ底に穴の無い器での栽培でも水を腐らせない→結果根も腐らせないという代物。ハイドロカルチャーや水栽培、水耕栽培はこれ無しでは考えられません。
水分は必要だけれども多すぎると良くない、という植物は多いです。
そんなときに珪酸塩白土は緩衝作用をもたらします。
洋ラン、東洋ラン、観音竹、山野草、オモト、観葉植物、セントポーリア、盆栽、ハイドロカルチャー、テラリウム、水栽培、多肉植物などデリケートな植物栽培において、容器の底に施用するだけで根腐れ防止、水腐れ防止が実現します。
またゼオライト類の特色として、肥料成分の保持力、微量要素の豊富さも見逃せません。
ところで、この珪酸塩白土を製造しているソフトシリカ社ではいろいろな製品をリリースしています。代表的なところで、
この製品たち、かなり価格が違います。
ミリオンは粉状、ミリオンAはブロック状と形の違いだけとのことですが、実際には純度も異なると思います。
ミリオンは岩を砕石したようなグレーっぽい色が混ざっています。
一方でミリオンAは真っ白です。
純度の差が価格差ではないかと思います。
通常の鉢植え用土に混和して使うならば、安価なミリオンで十分と思います。
大規模農家さんには、さらに純度の高い微粉末リフレッシュが人気です。
品質向上に役立つらしいです??