ブルーベリーの植え替えに使うピートモス。
マルチングには粗いもの。植え込み用土とする場合は細かいものがお勧めです。
で、このピートモス。
一旦乾くとなかなか水を含んでくれず、作業性に問題になることがあります。
特に、カナダ産ピートモス、ヨーロッパ産ピートモスは輸送の関係で軽くするため、かなり乾いた状態で届きます。
このピートモスを使う際には、水を張ったバケツ容器等にピートモスを入れてしばらく浸けこんで水を含ませ、それを絞りながら使います。
ところが、何日も浸けてもぷかぷか浮いたままで中々浸みまない事があります。
こうなると作業が中断してしまい困ったことになります。
そんなときに役立つのが「サイマトEZ」という資材です。
サイマトEZはピートモス、バークなどの培養土の撥水を抑え、浸透を改善し、土壌中の水分分布を均一にする培養土専用界面活性剤です。
水に親しみやすくすることを親水性といいますが、もっと大事なことは土壌の水分分布を均一にするということなんです。
乾いたピートモスをそのまま使うと、保水しないため、十分な土量であってもすぐに乾いてしまい手間がかかることになります。
土壌水分分布を均一にするということは施用した水分、肥料分、薬剤分を保持し、その効果を高めて長続きさせることが可能となります。
また、サイマトEZは安全性にも配慮されています。
界面活性剤は栽培中に使うと、その植物を傷めます。
最悪枯れることもあります。
その点、サイマトEZは、栽培中でも気にせず使える資材となっています。
ピートモスを植え込み資材として使う場合はぜひ、そのお供としてサイマトEZを使ってみてください。
◆親水させる裏技
ピートモスを使おうと思ったら、水をはじいてしまいどうしようもない、ということがあります。植え込みに使うのですから安全なサイマトEZを使ってほしいのですが、間に合わないときは裏技があります。
それは「台所用中性洗剤」
今は、ジョイ?キュキュット?
昔はママレモン?
この手の洗剤です。
これを数滴バケツの水に垂らして浸けこむと、水よりは速く親水します。
ただし、洗剤成分は除草剤にもなるくらい植物にとってはストレスになるので、植え込みに使う場合はよくすすいで絞ってから使用してください。
◆サイマトEZ(イージー)|撥水防止|土壌水分コントロール剤|親水剤1L 、10L
◆エストニア産 無調整ピートモス(粒度:6-20mm)【14L】
※ブルーベリー等のマルチングに最適
◆pH未調整【短繊維】北海道産ピートモス【8L】
※ブルーベリー等の植え込み材料として最適