玉伸び(玉のび)とは果実がググっと縦に大きく伸びることをいいます。
メロンを例にして言うと、果実はまず、縦に伸び、鶏卵のようになります。(1回目)
その後、直径が膨らみ、丸みが出ます。(2回目)
この1回目の伸びを「玉伸び」といいます。
この玉伸びの時に、十分に縦の長さを得ることが大事です。
ここで、長さを得ると、その後の膨らみで真ん丸になるのです。
最初に伸びずに丸くなると、その後の膨らみで、下膨れになってしまい、商品価値が落ちます。
なので、玉伸び時期は非常に大事なのです。
メロン農家さんではここで液肥を与えます。
与える液肥は、「サトウキビのちから水085」です。
完熟期後半以降は窒素は要らないのでこの肥料が最適。玉伸び効果が得られます。
いや、窒素は少しは必要。
という場合は「サトウキビのちから水293」が最適です。
作物によって使い分けてください。
メロン、トマト、マンゴー…
この時期、おススメの肥料です。