2018年7月。
まだまだ暑い日が続きますが、農家さんではそろそろ種まきの準備に入っています。
秋冬野菜やお正月の鉢物など、暮れに間に合わせるには7-8月の暑い時期に種まきします。
そして、その時期に人気の野菜や鉢物はアブラナ科が多いです。
キャベツ、白菜、大根、菜の花、ブロッコリー、ケール、カリフラワー、芽キャベツ、ダイコン、カブ、コマツナ、チンゲンサイ、ワサビ、クレソン、コールラビ、タアサイ、タカナ、ミズナ、メキャベツ、などがアブラナ科。
秋冬野菜の代表ともいえるアブラナ科の野菜。
お正月風景を飾るハボタンもアブラナ科の植物ですね。
ハボタンなど秋の低温による発色を期待する植物は早めに株を作っておかなければなりません。
そんな人気のアブラナ科の種まきに最適な培養土があります。
「勝太郎」です
勝太郎はピートモス、鹿沼土、バーミキュライト、パーライト、ゼオライトなどを混合し、初期成育に必要な肥料分を配合したアブラナ科野菜の育苗用に最適化した種まき培土ですが、なぜアブラナ科の植物によいのか?
それは使われている「鹿沼土」に秘密があります。
さつき栽培の用土として有名な鹿沼土にはアブラナ科野菜の根こぶ病の休眠胞子を吸着捕捉して発病を抑制する能力があります。
この「勝太郎」には栃木県鹿沼地域に分布する鹿沼土の中でも、特に根こぶ病休眠胞子の吸着能力が強い鹿沼土が使用されています。
減農薬及び収穫量アップにつながる画期的な培土で、なんと東京農業大学土壌研究室で開発された園芸用育苗培土です。(特許品)
この勝太郎、プロ用の培養土ですが、ご家庭でもプランターなどで気軽に使えます。アブラナ科野菜に限らず、その他の葉菜類、トマト、、キュウリ、ナス等の果菜類全般にも使えます。健全な生育が期待できますので、ぜひ使ってみてください。
使用方法で注意点があります。
育苗用のポットやプラグ用として詰めて使うのですが、その際に他の土を混ぜないで使ってください。
単用です。
他の用土と混ぜて使いますと、効果が期待できません。
※根こぶ病とネコブセンチュウによる根コブは似ていますが別の病害で、それぞれの対策が必要です。