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[291]キトサン溶液をバラに使う

バラはなんといっても鑑賞が主な目的。

花の色、形、咲き姿もはもちろんのこと葉の色艶なども大事な要素です。
バラへのキトサン溶液施用は最高の効果があります。

ガートルードジェキル

色艶が大変良く、深みのある鮮やかな花色を実現します。
ゴージャスで鮮やかな姿が楽しめ、切花にした場合は日持ちが長く続きます。

  1. 萌芽1ヶ月前に100倍液を土壌潅水。
  2. 若葉の初期に300倍液を葉面散布。
  3. 萌芽から開花まで毎月2回位、土壌潅水と葉面散布を交互に行います。

例:土壌潅水→7日おいて→葉面散布→7日おいて→土壌潅水→7日おいて→葉面散布

ただし注意点があります。

花にはキトサン溶液をかけないようしてください。
開花時期は葉面散布ではなく、土壌潅水を主とします。

花が終わった後に来る黒点病対策

キトサン溶液は放線菌を増やし、その結果バラの黒点病やうどん粉病軽減に役立ちます。ただし完全に防ぐことは難しいです。

キトサン溶液を使い続けているとは植物自体頑強になりますので、たとえ病気に冒されても、虫に犯されても、毎年健気に花を咲かせるという効果はありますので、使ってみる価値はあると思います。

バラの挿し木

キトサン溶液はバラの挿し木にも使えます。
活着率が格段によくなります。

・挿し穂をキトサン溶液(100倍希釈位)に浸し(浸漬時間24時間ほど)
・挿し床にも希釈液100-150倍液を全体に浸潤させます。
・これで発根促進そして発根後生育を良好に保ちます。

[おすすめの資材]

バラ専用《低分子・低粘度「2%」キトサン溶液》【即効性】
キトサンを溶かす溶媒にリンゴ酢を使用したキトサン溶液です。バラ科の植物を元気にする各種の有機酸配合。キトサン2%濃度とたっぷりのキトサン成分。低分子、低粘度のため葉面散布や土壌潅注で即効性を発揮します。

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