[274]ニンニクの上手な栽培方法
上質の種ニンニクが入荷しました。
《くまちゃんブランド》種ニンニク「福地ホワイト6片」【Lサイズ・1kg入り】【食用可】
味が良いことで知られる、青森県産の種ニンニク「福地ホワイト6片種」です。
種ニンニクの出荷元としては著名な「くまちゃん」ブランドです。
この種ニンニクは冷蔵処理・発芽抑制をしておりません。薬品による消毒をしていないので、食用にもなります。
最近は、ニンニク農家さんが種用を作らず、食用(高く売れるため)として出荷してしまうので、種ニンニクは希少となっております。
ということで、今回はニンニクの植え付け方法をお話しします。
【植え付け時期】
種ニンニクは早めに確保しますが、植え付けは10月になって涼しくなる頃です。
暑さの残る時期の早植えは失敗します。
むしろ11月や12月に植えつける遅い植え付けでも大丈夫です。
青森県でも10月25日過ぎに植え付けます。
【畑の準備】栽培面積3.3㎡(約1坪)あたり
・植え付けの3~5週間前に万能トーマス1袋(5kg)を全面に撒く
・米ぬかを1kg、バットグアノを1kg位を全面に撒く
・トーマスくん30ccを3リットル位の水に希釈して全面にジョウロなどで散布
・よく耕起し散水や雨などで畑を湿らせビニールなどで被覆養生する
【植え付け】
・畑の畝幅は70~80cm、株間15cmとする
・有機質肥料(超味源など)1kg/坪を目安に散布し、耕起します
・トーマスくん10ccを3リットル位の水に希釈してジョウロ等で散布
・タマネギマルチ(タマネギ用黒マルチ・9515)をかけます。
・マルチの穴に合わせ深さ5cmほど穴を掘り、房をほぐした種ニンニク1片を入れ覆土します。
【手入れ】
冬場の手入れはほとんど要りません。防寒対策も特に必要ありません。
4月頃になると生長をはじめますので、超味源などを追肥(500g/坪)します。
5月頃になると、花芽が立ってきます。この花を咲かせないように茎を摘み取ります。この部分は「ニンニクの芽」として食用になります。
【収穫】
6月頃下の葉が枯れ始めたら収穫時期です。茎葉に青みが残っているうちに堀上げ、葉先と根を取って風通しのよいところに吊るしておきます。
■お勧めの資材
【穴あき】タマネギマルチ【5条用】(95cm×10m)
万能トーマス[5kg]有機100%の機能性堆肥
トーマス菌500ペアセット(トーマスくん500ml+穂宝源500ml)
農家の秘策「超味源5-4-1」有機100%ぼかしペレット【2kg】
インドネシア産バットグアノ【粒状】【2kg】