暑くなって来ました。
この季節、土作りには最適な季節です。
秋植え野菜や、春花壇苗などをつくる9月に間に合うように、今からトーマスくんで土作りをしましょう。
■「トーマスくん」とは?
トーマスくんは、好気性菌40%嫌気性菌60%を主軸に、放線菌、窒素分解固定菌、光合成菌など60種あまりの有効善玉菌のみをバランスよく配合した複合菌体を、特殊製法により超微粒子エマルジョン状態にした特殊高濃度液体肥料です。有機質や土中の残渣等の分解や植物との共生により、土づくりはもちろん、植物の健全育成を促す人畜無害の「生きている微生物資材」です。
トーマスくんでできること
・土の再生
・連作障害克服
・大株作り
・収量増大
などなど。
これは土の力によるものなので、当たり前といえば当たり前。
まず、トーマスくんで土作りをするには、養生するために時間が必要です。
最低でも3週間、できれば5週間は欲しいところです。
これは土を作るには時間がかかるということ。植物を育てると同じで、土作りにも時間を掛けてください。
【約3坪(約10㎡、約6畳)の菜園・花壇例】
◆3~5週間前に行う作業
発酵牛糞堆肥10~20kg、スーパー源肥10~20kg、BG土づくりの元(有機石灰)1~2kg、海藻粉末1~2kg、カニ殻1~2kg、創美味1号(有機82%肥料)1~2kg
これらを投入し、耕耘します。
トーマスくん100ml+穂宝源100mlを混合し、10L~30Lくらいの水に希釈し、満遍なく散布します。
散布後の水分量が60%以上になるのが理想なので、水は多いほうが良いと思います。
散布したら、農ポリやビニール等で覆い、養生します。
◆定植・播種前1~2週間前に行う作業
ニーム油粕1~2kg(虫除けを兼ねる)、創美味1号(有機82%肥料)1~2kg、バットグアノ1~2kgを投入し、耕起、畝を作ります。
◆定植、播種時
定植・播種後すぐにトーマスくん原液20ml、穂宝源20ml、元気くん20mlを希釈し散布します。
【ポイント】
トーマスくんは、希釈倍率という概念ではなく、必要な面積に必要な微生物を補給する、という考えで使用してください。
必要な原液量→1平方メートル当たり→原液10mlです。
この場合10平方メートルなので、→原液100ml必要です。
参考例:
面積10平方メートル→原液100cc
面積100平方メートル→原液1リットル
面積1000平方メートル(1反)→原液10リットル