[241]キトサン溶液とカルシウム海藻エキスの相乗効果
常連のお客様より貴重な報告をいただきました。
ナスを栽培している方ですが、毎年尻腐れ病にお悩みとのこと。
カルシウム不足とのことで、カキガラをクエン酸で溶かし、その100倍希釈液を土壌潅注で試みましたが思うように効果が出ない。
そこで、キトサン溶液とカルシウム海藻エキスをご購入。
まずはキトサン200倍希釈液の葉面散布をし、1週間後にカルシウム海藻エキスを200倍で葉面散布しました。
一週間後の状況は、尻腐れ病のナスとピーマンはわずか数個。
抜群の効果でした。
昨今ではナス、ピーマンともに大豊作になっています、、とのことです。
効果を検証すると、まずキトサン溶液で植物自体の機能を充実させます。
キトサン溶液は植物を元気にし、肥料などの吸収力も高まります。
結果、減肥が可能になることがわかっています。
その状態を保ちつつ、カルシウム海藻のエキスでカルシウムを補給。
植物の吸収力が上がっている状態で、効きにくいカルシウムを効かせます。
カルシウムは根より吸収しても植物体内で移動しにくいので、葉面散布がお勧めです。
キトサン溶液とカルシウム海藻エキスの相乗効果、皆さんもお試しになってみてはいかがでしょう?
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