[237]自家製培土の作り方
植え替えや新しい苗床に使える根張りのよい培養土の作り方です。
身近な土を使いますが、微生物資材トーマスくんを加えることで抜群の根張りを得ることができます。
トーマスくんを加えると…?
<メリット>
1.発芽率が高まります。
2.根張りがよく健全生育します。
3.徒長を抑制しバランスよく生育してくれます。
4.各障害に強く病虫害の抵抗力も増します。
5.各作物の品種特性を最大限に引き出します。
<作り方>
約1m3(1立方メートル=1000リットル)の培土を作る目安です
・身近な土…800L
・海藻源肥40Lx1袋(15kg)
・一般的な牛ふん堆肥200L(40Lx5袋)(90kg)
・ミネラルこんぶ25Lx1袋(15kg)
上記をよく混合(畑、施設の場合は耕耘)します
・トーマスくん原液300~500㏄を200~1000倍に希釈し満遍なく散布
・その後土壌水分目安50~60%位になるように混合攪拌しながら調整
・その後ビニール被覆し乾燥を防止し、30~60 日間熟成する。
・この間には、2~3 回切り返しをするとよい。
この過程で大事なことは、水分量と熟成時間です。水分を確保することで微生物の働きを確保します。ここで乾燥してしまうと微生物は休んでしまいます。必ず水分は確保してください。60%というのは手で握って水滴がたれないくらい。結構水っぽいです。
熟成期間は短くても2週間は必要です。待ち遠しいですが、ここは我慢のしどこ
ろです。
トーマスくんの希釈は特に決まっていません。全体が満遍なく湿るようの水分量を調整してください。
<注意事項>
・作業直後の作付けは避けて下さい。未分解物による分解ガス障害の恐れあります。
こうして出来上がった培養土は完璧な根張りを約束します。
ぜひ実践してみてください。
【関連資材】
・「発酵牛糞堆肥5袋+海藻源肥1袋=計6袋セット」
・ミネラルこんぶ(発酵海藻)【15kg】ぼかし海藻肥料
・トーマスくん「アープトーマスオルガ菌配合」【1L】