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[224]植物質肥料と動物質肥料の使い分け

有機質の肥料にはその原料に動物質のものが使われているものと植物質が使われているものがあります。

例えば「かつおエキス」。
http://www.tama5ya.jp/product/467
これは、かつおを煮詰めた肥料で、動物質100%です。

一方で「元気くん」。
http://www.tama5ya.jp/product/85
原料はトウモロコシです。植物質100%。

ともに有機質なので、その分解工程で肥料分となりそれが順次作物に吸収されるのですが、その過程(ペプチド化、アミノ酸化等)が動物質と植物質では異なるのでしょう。

根菜には動物質肥料を!

使い方としては、果菜類(トマト、ピーマン、メロンなど果実を付ける作物は動物質が良いようです。かつおエキスがパワーがあってぐんぐん育ちます。
根菜類、果樹類なども動物質を主体にしたほうが果実の充実には貢献するようです。

葉物類などは植物質の元気くんがお勧めです。元気くんにはアミノ酸・ビタミン等のほか、リン酸・カリウム・マグネシウム等の肥料要素が含まれますので美味しい葉物野菜ができます。

元気くんもかつおエキスも液体肥料ですので追肥として使います。
追肥の基本は、生長度合いを良く見極めて行ないます。

・使用量と使用回数の目安:10aあたり(2週~3週間隔))
元気くん…1回目2~3L、2回目2~3L、3回目2~3 L
かつおエキス…1回目3~4L、2回目3~4L、3回目3~4L
※原液量です。回数は適宜増減してください。

ポイント

・実のなる作物には→動物質肥料
・葉物野菜には→植物質肥料

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