[210]なつかしのシロツメクサで童心に還る?
通年の緑肥種子・牧草種子として人気なのがシロクローバ。
いわゆるシロツメクサ。
公園やグラウンドカバーとして人気の種子です。
マメ科の特長として蛋白質が多く、良質な緑肥になります。
またカロリーが高いので牧草としても人気です。
実はシロクローバは種類があって、主に葉の大きさで分けられています。
《ラジノクローバ-大葉種》
牧草には茎が長く葉が大きいものが好まれます。
刈り取って使うに便利なのが大葉種のラジノクローバ。
養鶏、羊、ウサギ、小動物飼育に最適です。
刈り取った後も再生が早い品種で、採草のほか放牧にも適したシロクローバです。
詳細→ http://www.tama5ya.jp/product/1128
《フィア-中葉種》
中葉種としてはシロクローバ フィアがお勧めです。
シロツメクサのなかでも特に放牧用に適した品種です。
放牧用としては家畜の踏み締めに強いことが条件となりますが、このフィアは耐蹄傷性が強くまた耐踏圧に強い品種です。
葉の密度も高く再生力が強く利用年限が長いのが特長。
詳細→ http://www.tama5ya.jp/product/1042
《シロクローバ-小葉種(普通種)》
そして普通種のシロクローバ。
小型の葉種で緻密なグラウンドカバーを形成します。
牧草としては生育が穏やかなためチモシーなどと混播して使います。
詳細→ http://www.tama5ya.jp/product/1040
いずれの品種も播種量は2~4kg(10aあたり)は必要です。
播種適期は春播きとしては4月~6月、秋播きは8月~10月です。
気温20℃前後で播種後3-4日で発芽します。
9月に播けば寒くなる前に充分な生長をすると思います。
開花は来年の春以降となります。
可憐な白い花を咲かせるお馴染みのシロツメクサを栽培して童心に還ってみませんか?