『キュウリのうどん粉病対策』
家庭菜園でやってみたい野菜のナンバーワンはトマト。
その次にくるのが、ナスあるいはキュウリではないでしょうか?
しかし、そのキュウリですが、必ずと言っていいほど「うどん粉病」にやられます。
下葉から粉を吹いたように白くなり、やがて枯れ上がります。
辛うじて枯れなくとも減収は免れません。
ということで、今日はその「うどん粉病」対策です。
うどん粉病の発生は…
・気温20℃度前後のやや乾燥した時。
・日当たりが悪いと発生しやすい。
・昼夜の温度差があると発生しやすい。
・窒素過多やカリ欠乏が助長する。
・連作をすると毎年ひどくなる。
対策としては…これらを一つ一つ潰していきます。
・窒素肥料分を控え徒長気味の状態を回避する。
・しっかり根を張らせ健全株をつくる。
・キトサン溶液で耐病性を増強する。(葉面散布)
・重曹や木酢液、食酢の殺菌作用を利用する。(葉面散布)
・強アルカリけい酸カリ資材のニュークリスタルシリカを使ってみる。
重曹、食酢は特定防除資材にも指定されているように、安全でありながら効果があるお勧めの資材です。
また、ニュークリスタルシリカは強アルカリで殺菌作用があるとともに、植物を硬く締めるケイ酸の効果がありお勧めです。
これらの資材をぜひお試しいただき、美味しいキュウリを作ってください。
【関連資材】
◆トーマスくん…株立ち根張り増強・病害抵抗性増強
◆キトサン溶液20L…病害防除・品質向上に
◆高酸度醸造酢(酸度15%)…10~50倍の濃い目の希釈で殺菌
◆トウガラシ木酢液…木酢とトウガラシの相乗効果
◆ニュークリスタルシリカ…ケイ酸と加里で引き締め効果