◆読者からの質問
庭にイチゴが植わっているのですが毎年なんだか収穫がありません。
どうしたらうまく出来るでしょうか?
美味しいイチゴ作りたいです。
◆たまごやの回答
このたびはお問合せをありがとうございます。
『イチゴがうまく育ちません』
イチゴは多年草なので、庭先に植えておけばずっとそこで生育しますが、実がうまくならずに食べたことが無い、というかたも多いのではないでしょうか?
イチゴはほって置いても生育はしますが、実を収穫するには手をかけてやる必要があります。
まず、植える時期ですが、春に買った苗でその年に収穫するのはちょっと難しいです。
春植えしてそれが大きくなり、夏過ぎ頃に子株が増えてきます。
それを独立させて定植し、冬越しします。
そして春先になったら、古葉を取り、肥料を与え、マルチをして地温を高めます。
こうするとぐんぐん大きくなって、実を結ぶようになります。
白い花が咲く頃には、蜂や虫が来て受粉してくれますが、気が付いたら人の手で受粉作業すると着果が確実になります。
綿でもいいし、専用の梵天でもいいです。
使わなくなった耳かきのホワホワのところを使ってもよろしいかも。
花蔓が延びて実が大きくなってきたら、ナメクジ対策、そして鳥対策をします。
ナメクジは椿油かすや、スラゴなどで退治。
スラゴは農薬ですが安全性の高い退治薬です。
実が赤くなると鳥を呼びますが、その時期には不織布などを実にかぶせて対策します。
収穫は5月がピークですが、成長のスピードに応じて追肥し、肥料を切らさないようにします。
液体肥料が即効性で効きます。
同時に「甘」などステビア系の活力剤を使うと甘味が増します。
ぜひ手をかけてイチゴ栽培やってみてください。
【関連資材】
イチゴ栽培農家さんにお買い上げいただいている人気の商品です。
特に、海藻のエキスは定期的にお使いいただいて、品質向上に役立っているようです。
キトサン溶液20L…病害防除・品質向上(栃木県の栽培農家)
バットグアノ粒…品質向上・食味向上(北海道、青森県の栽培農家)
海藻のエキス…品質向上・食味向上(佐賀県、長野県の栽培農家)
ニームオイル…害虫防除(長野県の栽培農家)
トーマスくん…株立ち根張り増強・増収(長崎県、栃木県とちおとめ栽培農家)
甘味増強に「甘」…(高知県、熊本県の栽培農家)