◆読者からの質問
緑肥をやってみたいと思います。
初めてなので何もわかりません。
お勧めの緑肥はありますか?
耕運機はありますが、力はあまり強くありません。(HondaのこまめF220)
栽培地は埼玉県です。
◆たまごやの回答
このたびはお問合せをありがとうございます。
『初めての緑肥、お勧めは?』
緑肥はいろいろな種類があり用途によっても異なりますが、まずはエンバクから始めると失敗が無くよろしいかと思います。
大型になる緑肥は大馬力の耕運機が必要になりますが、エンバクならば、お持ちの耕運機(2~2.5馬力)でも鋤きこみができます。
品種はエンバクのニューオーツがお勧めです。
http://www.tama5ya.jp/product/946
エンバクニューオーツはキタネグサレセンチュウを密度抑制し、低温伸張性、初期成育が良好です。エンバクの中でも万能品種で鋤きこみやすい細茎品種です。
種まきは夏の高温期を避け3~5月あるいは9~10月に播種。
播種量は10aあたり10~15kgが標準です。
栽培方法は、畑を整地後、手播きまたは肥料散布器などで播種、その後鎮圧してください。
播種後約60日で1m程度に生長するので、耕運機の馬力にあわせて鋤きこみを開始します。
鋤きこみタイミングはエンバクの出穂始めが適期ですが、初めてであればあまり大きくならない頃(膝丈を超えた頃)に鋤きこむと作業は楽になります。ぜひお試しください。