◆読者からの質問
緑肥の種子を買おうと計画しておりますが、商品ページを見ますと新タネ入荷時期が4月となっております。
購入はそれまで待ったほうがいいでしょうか?
播種は4月下旬を予定しています。
◆たまごやの回答
このたびはお問合せをありがとうございます。
『種子の購入は新タネ入荷時期を待ったほうがいいですか?』
結論から申し上げれば、種はいつ買っても大丈夫です。
いつお買い上げになっても最良の状態の種子をお届けするからです。
むしろ播種するときには品薄になっていて、手に入らなくなることもありますので早目の確保をお勧めします。
当店の種子販売ページは情報として種子の入荷時期を記載しております。
この時期を見てしまうとそれ以降に買ったほうが新しくよい種が買えそうに思えます。
例:ダイカンドラ|果樹園の草生栽培に 1,615円~(通年販売)4月入荷
出荷体制としまして、種子は入荷時期の記載があっても、在庫があれば入荷時期に関係なくお出ししています。
「4月入荷となっているので4月前に買うと古い種子が届くかも?」
こういった疑問もあると思います。
まさにそのとおりです。
ですが、採取時期は前年度であっても、種苗メーカーは発芽試験をしてから出荷していますので、発芽に問題は生じません。
極端な話になりますが、採取時期が3年も前であっても、発芽試験をクリアすれば、そのまま出荷します。
それでも問題が生じないよう細心の注意を払って出荷しております。
種子は播き時には品薄になることも多いので、播種計画が先であっても、早めに確保されることをお勧めします。
なお、種苗メーカーが保証する有効期限は検査日から1年間です。
「保存しておいた種子が有効期限を過ぎてしまった場合は?」
大丈夫です。
有効期限が過ぎても、多少発芽率が落ちるくらいで、全く発芽しなくなることはありません。捨ててはもったいないので、播いてください。
それよりも、種子保管で気をつけなければならないのは湿気・水分です。
有効期限前であっても、濡れたりしますと保管中なのに発芽スイッチが入ってしまい、肝心の播種のときに、全く芽が動かなくなることがあります。
保管時の水濡れには気をつけましょう。←【最重要】
また、冷蔵庫に保管する人もいらっしゃいますが、冷蔵庫から出したとたんに結露し、その水分を吸ってしまって発芽スイッチが入ってしまうこともあるので、冷蔵庫保管はお勧めできません。冷暗所に常温保存してください。
◆今日のポイント
・種子は常に最良の状態で出荷しているのでいつ買っても安心
・種子は早めにゲットする
・有効期限を過ぎても発芽しないことは無いので捨てない
・種子保管では水濡れに気をつける