菜の花の種が売れています。
河川敷や土手、公園の景観作りに欠かせない春の花といえば「菜の花」。
菜の花はアブラナ(油菜)ともいい、昔から菜種油を採る為に栽培されてきました。
油は食用、あるいは燃料、そしてその絞
粕はご存知肥料の「油かす」となります。また、その若芽やつぼみは春の訪れを告げる野菜として食卓を飾ります。
捨てるところの無い、まさに生活密着型のお役立ち植物です。
その菜の花を堪能するには、種まきをする必要があります。
その種まきの時期は秋です。
そう、今から10月までが種まきのシーズンなのです。
早くに播けば春野菜としての収穫は12月頃から出来ますので、早めの播種がお勧めです。
もちろん当店でも販売中。
販売している種子は緑肥・景観用の種子でボリュームのある草姿、花も大型で見栄えのする品種です。
若芽、つぼみは食用に出来ます。
種子を採って油も採れますが、交雑して雑種となっているため食用油としては使わないほうがよろしいです。
菜の花は環境保全に貢献し訪花昆虫を誘引し、自然の生態を回復し、保護します。空き地、休耕地などがある場合はぜひ来春は黄色い花で埋め尽くしてみてください。
特に水田裏作に導入後は、水稲作の抑草効果が高く、除草剤の軽減化に結びつきます。養蜂界でもレンゲ代替の養蜂蜜源として栽培が増加しています。
ところで関東地方では、河川敷などで黄色い菜の花が咲くには3月頃からですが、あれは菜の花ではなく交雑種だったりします。
菜の花には色々な種類があり、当店販売の菜の花は遅咲きの大型種です。晩生で5月頃まで花が続きます。ぜひご利用ください。