[166]根に酸素を届ける重要さ
作物を見るとき、やはり地上部は気になります。
しかし、じつは地下の部分、つまり見えない部分がどうなっているかが本当は重要なのです。
地上部は光合成の関係で、昼は二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出し、夜はこの逆。これは学校で習いました。
しかし、地下の根は、常に酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出しているとのこと。
つまり地下は酸素がいつも必要で、そしてそれが十分に供給されているかが重要ということなのです。
地上部は空気に触れているから、酸素は何もしなくても供給されますが、地下はどうでしょう。
ここで団粒構造が大事なのはいうまでもありませんが、団粒構造であっても酸素は常に足りないのです。
そこで、お勧めしたい資材が、二つあります。
一つ目。
M・O・Xゴールド液です。
M・O・Xゴールド液は過酸化水素水と木酢液の混合液です。
過酸化水素水は救急箱に入っている消毒薬のオキシフル(あるいはオキシドール)などでお馴染みです。この成分が含まれるM・O・Xゴールド液を撒く事で地下への酸素供給剤として働き環境改善、品質向上を目的とします。肥料登録ですので安心して使用できます。
※酸素の作用でうどん粉病、かび病対策にも使用できます。
二つ目。
ロッキィFGです。
ロッキィFGは根に酸素を届ける空気潅水シャワーヘッドです。散水のたびに、水流に酸素を取り込んで、物理的に酸素を供給する仕組み。
こんなんで酸素の供給ができるの?と、うそのような話ですが、できるんですね、これが!実験済みの画像を確認すれば一目瞭然。
散水のたびに酸素が供給されれば、特に散布資材は必要ありません。
そしてこの製品、主要な部品は真鍮やフッ素化合プラスチックなどの贅沢な素材を使い、職人による手作りなため長年にわたって使用できます。職人が作っただけあって、10年は使える物。ちょっとお高いですが、長く使えれば安心です。
根に酸素を届ける…ちょっと真剣に考えてみませんか?
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MOXゴールド液(サンソと木酢液で品質向上)【10kg】
※2020年現在M・O・Xに変更になっています。