[159]キトサン溶液の有効期限
バラの病気予防や野菜の連作障害に効果のあるキトサン溶液。
そのキトサン溶液の有効期限についてご質問が多く寄せられるのでここでまとめたいと思います。
キトサン溶液は特に有効期限を定めておりませんが、1年を限度、できれば6ヶ月以内に使い切るようにしてください。
一般農業園芸用キトサン溶液は1年くらいの有効期限はあります。
低分子2%~5%のキトサン溶液は一般用に比べ分子構造が小さくなっているので一般用より有効期限は短くなります。有効期限は6ヶ月くらいでしょうか。
キトサン溶液が有効であるかどうかは粘度を見ます。
原液を触ってみて多少粘度が残っていれば、キトサンとしての効果が期待できます。
粘度がなく水のようにさらさらになっているものは、単糖としての栄養効果はありますが、キトサンとしての効果は期待できません。
キトサン溶液は作った時点から刻一刻と分子構造が切れて小さくなり、キトサンとしての効果が減じていきます。
作り立てほど効果が高いんです。
そのため当店では鮮度管理をし、作り置きは最小限として、新しいものをお届けするように心がけております。必要な分をその都度お買い求めください。
なお、キトサンの粉末は常温で安定していますので、有効期限はありません。
必要に応じて酸に溶かし、その都度作れば新鮮で効果のあるキトサン溶液が手に入ります。
ちょっと面倒ですが、キトサン粉末もぜひ使ってみてください。
1kg以上の梱包のものは飲用、食用、畜産動物用にお使いいただけます。
当店のキトサンはA飼料登録です。
一般農業園芸用キトサン溶液【1L容器】
キトサン溶液10L作成用キット(クエン酸450g+キトサン300g)
(Visited 285 times, 1 visits today)