ウィンターオーバーシーディング用の西洋芝の種が入荷しました。
今年はウインターオーバーシードにチャレンジしてみませんか?
普通、芝生というと夏は青々としているけれど、秋から冬にかけては茶色く色褪せますよね?
夏に強く、冬は休眠。
これは日本芝(高麗芝)の特徴なんです。
育てやすいともいえます。
一方で西洋芝は冬に強く、真冬でも青々としています。
でも、西洋芝は日本の暑さに弱いんです。
西洋芝の種をまいても、夏にダメにしてしまうことが多い。
なので、日本の風土に合った高麗芝が日本では一般的なんですね。
では、冬の青々とした芝生は望めないのか?
いや、そんなことはありません。
そのための製品がオーバーシード用の西洋芝の種です。
オーバーシードとは、冬に地上部が枯れてしまう日本芝(高麗芝など)の上から寒地型西洋芝の種をまき、冬の間青々と生育させ、春から夏にかけて衰退すると同時に日本芝(高麗芝)に戻して1年中芝生を緑に保つ技を言います。
隣の芝生に勝つ、究極の技です!!
オーバーシード用のタネは西洋芝種なら何でもいいというわけではありません。
日本芝が枯れる頃に芽を出し、日本芝が生長する春には衰退して日本芝への移行がスムーズにされる必要があります。
そのために選別された芝種は「ペレニアルライグラス クイックスタート2」。春の衰退が非常に早く、暖地系芝(日本芝)への移行が容易な品種です。
濃い緑色の葉色で密度も高く、秋から春先にかけてクオリティの高いターフを実現します。隣の芝生に差をつけること間違いなし!
ぜひチャレンジしてみてください。
《オーバーシードの方法》
・地域にもよりますが、大体9~10月が播種時期となります。
・まず種をまく前にベースとなる芝生を刈り込み、刈った草はきれいに除去しておきます。
・そのあとムラがでないように種をまき、まき終わったら種子が隠れる程度にふるいなどを使って薄く土をかけ、ローラーや厚い板などで鎮圧します。
・種子が流れないように注意しながら、芽が出るまで(1~2週間)土が乾かないように水を与えます。
・春の日本芝(高麗芝)への移行期には、冬の芝(オーバーシードした芝)を衰退させるために、刈り込み高さを1cm程度まで順次低くしてください。
《冬場の手入れ》
・草丈が4~5cmくらいになったら、2cm程度の高さに刈り込みます。
・伸びすぎた場合は徐々に刈り込むようにし、2cmを目標に管理してください。
《ご注意》
オーバーシード用のタネは日本芝メインの芝地であり、秋の追い播き専用の西洋芝種です。
日本芝を使わず西洋芝のみで楽しみたい方は、西洋芝種をお買い求めください。
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・重ね播きで一年中グリーンの芝生|西洋芝の種:J.オーバーシードDX(エバーグリーン用)【1リットル袋入り】約10平方m用
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