[119]種ジャガイモ入荷しました
年が明けるとすぐに出てくるのが「種ジャガイモ」。種苗メーカーからの協力もあり、今年から当店でも種ジャガイモの取り扱いを開始します。
ジャガイモは品種がかなり多いのですが、その品種のいきさつを仔細に調べてみると、品質向上はもとより病虫害との戦いであることがわかります。たとえばこの北海道の「北」に「明かり」でキタアカリですが、線虫に悩まされ品種改良を行い希望を込めて「明かり」と付けたそうです。栽培者の血と汗と涙を見るようで、まことに頭が下がります。
当初の扱いはホクホクで美味しい「男爵薯」、カレーやシチューに欠かせない煮崩れしにくい「メークイン」のほか、上記の「キタアカリ」、収量が多い「トヨシロ」、早くに収穫できる「ワセシロ」、「とうや」です。
◆種ジャガイモ【男爵薯】【1kg】ホクホク美味しいジャガイモの定番 278円
イギリスからこの芋を日本へ導入した川田男爵にちなんで男爵芋と呼ばれるようになった品種。日本で生産量がもっとも多く、ジャガイモの代名詞的存在。早生種で作り易く、全国で広く栽培されています。でんぷん含有量が多く白くやや粉質なので、粉ふきいもマッシュポテトやコロッケに向きます。 http://tamagoya.ocnk.net/product/785
◆種ジャガイモ【メークイン】【1kg】カレー・シチューに最適 328円
メークインは表面の目(芽)が浅いため皮が剥きやすい、煮くずれしにくい、食味が良く特に貯蔵後は甘味を増す、などの長所があります。煮崩れやすいジャガイモ「男爵」に対し、煮崩れないメークインは煮物、カレーやおでん種としては根強いものがあります。
http://tamagoya.ocnk.net/product/786
◆種ジャガイモ【キタアカリ】【1kg】ダントツのビタミンC含有量 380円
別名黄金男爵とも言われる黄肉で栗にも似たしっとり感のあるキタアカリ。病虫害に強く、育てやすく早生で多収です。もともとジャガイモはビタミンCが多いのですがキタアカリはダントツに多い。男爵を改良したジャガイモで食味に優れる品種です。
http://tamagoya.ocnk.net/product/788
◆種ジャガイモ【トヨシロ】【1kg】チップス、フライに向く品種 450円
ご家庭でポテトチップスを作ってみませんか?それなら、品種は「トヨシロ」です。目(芽)が浅く、皮が剥きやすいため加工向きのジャガイモ品種で国産ポテトチップスでもよく使われている品種です。豊かに穫れて色が白いので「豊白(トヨシロ)」中生で多収、栽培しやすい品種です。男爵芋と同様の料理に使うことができます。
http://tamagoya.ocnk.net/product/787
◆種ジャガイモ【ワセシロ】【1kg】肥大よく初心者でも安心な早生種 450円
誰よりも早く新じゃがを堪能したいなら、ワセシロがおススメです。病虫害に強いので初心者でも安心!栽培期間が短く(=早生)白い肉質なので「ワセシロ」。肥大が早く、丈夫な品種でほとんど農薬を使わないで栽培できます。現時点では一番安心・安全な品種といわれています。ホクホク感高く、煮上がり早く、料理の幅があります。
http://tamagoya.ocnk.net/product/789
いずれも植え付けのマニュアルをお付けしています。ジャガイモは植え付けはまだ早いですが、よい芋から売れていってしまうので、早めの確保をお勧めします。
これからもいろいろな品種が登場します。乞うご期待!
◎ジャガイモの詳しい栽培方法は以下のコラムをご覧ください。
[95]ジャガイモの植え付けと施肥
[62]ジャガイモのそうか病には海藻肥料
※価格は投稿時のものです