[102]キトサン溶液を自分で作る

梅雨入りしたと思ったら猛暑そして台風と、訳のわからない日々が続いていますが、バラにとってはこれからのメンテナンスが秋の花、そして来春の花付きに重要な役割を果たします。

我が家には、アンティーク調のボリュームのある花が人気のピエールドゥロンサールとデヴィッドオースチンのヘリテージがあります。ヘリテージは黒星病に強いですがピエールドゥロンサールは黒星病に冒されやすく、毎年この時期は葉が黄色くなって落とし、丸裸状になってしまいます。

それでも、負けずと毎年更に豪華に花を咲かせるのはキトサン溶液のおかげなのです。キトサン溶液は、それ自体に殺菌力はありません。しかし含まれる成分は、植物の抗菌力を増し、免疫力を高め、植物を元気にし、丈夫にします。

しかし、キトサン溶液は精製されたキトサンそのものが高価なため、ちょっと手が出しにくいですね。当店でも1Lボトル入りで1,580円します。

そこで当店ではこのたび、食品グレードのキトサン粉末300gと、これまた食品グレードのクエン酸450gをセットにしたキトサンセット10L用4,980円を発売いたしました。このキットで10Lのキトサン溶液が作れますから、1Lあたり498円とかなり割安になります。

キトサン粉末をクエン酸溶液に溶かして作るのですが、やってみると意外と簡単にしっかりした溶液が作れます。それなりに手間はかかりますが、これは仕方ありませんね。

自作キトサン溶液は日持ちしませんが、空きペットボトルに詰めて冷蔵庫に保存すれば一ヶ月は軽く持ちます。何でも実験してみたい方はぜひチャレンジしてみてください。

キトサン溶液の写真入作り方はこちら

【関連資材】
キトサンキット(クエン酸450g+キトサン300g)【10L用】
安心の「作り方、使用方法マニュアル」付きです。

そんなの面倒だ!というかたはこちら
一般農業園芸用【キトサン溶液】1リットル

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