前回のコラムでは「ゼオライトが放射性物質を吸着しイオン交換をして無害化する」という話をしました。そのときにお勧めしたのは秋田県二ツ井産のゼオライトでしたが、もう一つおすすめの資材があります。
それは、石川県金沢市にある医王山で採れる薬石を原料とした「医王元素」です。医王元素は天然のミネラルを豊富に含み、農業用として表面積も多いことから、微量要素の補給、保肥力の増強などの効果があります。
この「医王元素」の吸着力ですが結構すごいです。たとえば有害物質のシアン、水銀、カドミウムの吸着試験では、
シアン試験液0.90ppm→0.8ppm(1日目)→0.49ppm(7日目:半減)
水銀試験液1.10ppm→0.53ppm(1日目)→0.08ppm(7日目:92%減)
カドミウム試験液0.90ppm→0.67ppm(1日目)→0.50ppm(7日目:44%減)
という具合に強力に吸着する実験結果があります。
刻々と放出される放射性物質は増えることはあっても当分減ることはないでしょう。自衛策は自分で実行するしかありません。有害物質を強力に吸着する医王元素をお役立てください。
土壌に混入するには、粒の細かい「医王元素・粉体0-2mm」がおすすめです。