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[76]牛糞堆肥

牛ふん堆肥5袋セット

牛ふん堆肥5袋セット

牛糞堆肥といえば、いろいろな製品が出回っていますが、どれも同じと思っていませんか?

堆肥は発酵製品なので、どれも同じということはありえません。質のよい堆肥は土壌を活発にし、病害を予防してくれます。これを「力のある堆肥」と呼びますがぜひ「力のある堆肥」を使っていただきたいと思います。

では「力のある堆肥」とは?

牛糞堆肥は、牛糞とおがくずやバーク樹皮などを混ぜて作ります。牛糞は牛の胃の中で発酵してかなり分解していますが、おがくずやバークは分解していません。これを混ぜて、微生物の働きを借りて分解するのですが、その際に活躍する微生物は好気性微生物といって酸素が好きな微生物です。

好気性微生物は牛糞を餌に発酵を始め、その際に熱を出します。ホカホカと湯気が出る状態です。これを続けていると80℃くらいまであがります。

ところが湯気が出ているからうまく発酵していると思ってそのままにしておくと、これがよい堆肥ではなくなるのですね。

発酵は微生物が餌を食べてどんどん分解している証拠です。しかし、そのままほっておくと分解しやすい牛糞ばかり食べてしまい、硬いおがくずやバークはそのままになってしまうのです。

こうして出来上がった牛糞堆肥は、牛糞は分解されて微生物の餌が無くなるため、微生物が減ってしまうことになります。更に、おがくずはそのままになっており、堆肥としての役割を果たしません。

これを防ぐには、発酵過程であまり高温にしないことが重要となります。よく切り返しをして60℃以上に上がらないように管理された牛糞堆肥は、おがくずもよく分解されて、牛糞とともに微生物の餌となる有機物が豊富に含まれたものとなります。

餌が豊富に含まれているので、微生物も多く含まれた堆肥となり、この微生物群が土壌のバランスを整え結果として病害を防ぐことにつながるのです。

当店で扱っている「みずほ堆肥」は牛舎から出た牛糞とおがくずを使って製造していますが、大きな工場で切り返しを行い、均一的な安定した製品を作るように心がけています。

農家が堆肥を使う理由は肥料分ではなく「病害予防目的」です。そのためには力のある堆肥でなければなりません。あなたもぜひ力のある「みずほ堆肥」を使ってみてください。

※現在は「ちから堆肥」をお届け中です。

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